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2019/07/20

就労支援とは?

就労支援とは、病気や障害を負っている人、老化や貧困などが理由で思うように仕事に就くことが難しく、仕事に就いていたとしてもキャリアを積んでいくことが厳しい人を対象とした就職を支援するもののことを言います。

仕事に就くことが様々な理由により困難な人に対して、就職し継続して働くことのできる環境を提供することができるシステムを制度化した国による雇用政策のひとつとして行われています。

 

国をあげて行っている就労支援という雇用政策は、「地域包括ケア」にも基づいて運営されているのです。

地域包括ケアは、年齢や性別を問わず、また健康な人も病気や障害を抱えているかも問わず、すべての人がそれぞれの地域で自立しながら自分らしく生活していくことができるようなケアを行っていくというもので、そのための支援が行われています。

この他にも、障害者に特化した「障害者総合支援法」というものも2013年に施行されています。

この制度は、障害の度合いに応じて最適な福祉サービスを提供していく仕組みで、生活していくために必要な仕事をできる範囲で行いながら、様々な困りごとをカバーしていく仕組みが構築されているサービスです。

このように就労支援とは、何かしらの障害により就労するのが難しいという人のためにできた支援で、この支援を受けながら自立した人間らしい生活を送ることができることを目指しているという支援なのです。

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