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2025/05/20

発達障害がある方の現状について

日本では子どもの人口が減少する一方で、「発達障害」とされる子どもの数は年々増加していま

今回は、発達障害のある方の現状について解説いたします。

 

◇日本における発達障害の現状

文部科学省の調査(2022年)によると、通常学級に在籍する小中学生の約8.8%、高校生の約2.2%が「学習面や行動面で著しい困難を示す」とされています。

信州大学の調査では、2009〜2014年度に生まれた子どもの自閉スペクトラム症の発生率は、5歳時点で約2.75%と報告されています。

また、令和5年度障害者白書によると、日本国内には身体障害者436万人、知的障害者109万人(18歳未満は約22.5万人)、精神障害者614万人がいるとされ、発達障害に限らず多くの人が何らかの障害を抱えていることがわかります。

 

 

◇発達障害における国際的な動向

国際的な統計は限られていますが、WHOによると、世界の子どもと若者の約10%に知覚・知的・精神障害があり、0〜14歳の約2.5%が中度〜重度の障害を持つとされています。

さらに8%が学習障害や行動障害、またはその両方を抱えているとされています。

アメリカCDCの調査では、8歳児の自閉スペクトラム症(ASD)の割合は2000年の0.67%から年々増加し、2020年には2.76%に達しています。

 

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